藤井聡×大石久和日本人のための『国土学』全3部
2017年08月24日
日本人が世界的に極めて厳しい地形条件の下で、いかに国土を作り上げてきたかを教えてくれている。
国を愛する、ということは、戦争や隣国への憎悪を煽り立てることではなく、自分を育んだ土地をかけがえのないものとし、感謝と共に、公共的利用を絶えず進めていく姿勢を考えていくことだろう。
我が国の置かれた厳しい自然条件を再認識するとともに、それを意識せずに、単に欧米等の諸外国と表面的な比較をしても意味がない。日本のの美しい自然や豊かな歴史にふさわしい、美しく豊かな国土を、次世代に残していかなければならないと考えさせられる。